☆『Gonna Take A Miracle』Laura Nyro and Labelle

2009.04.29

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ローラ・ニーロが '71年に発表した全曲ソウル、R&Bの名曲によるカバー・アルバム。

67年のデビュー作『More Than a New Discovery』(現在は69年に曲順を変更して発売された『The First Songs』というタイトルで入手可能)から一時活動休止する71年までのアルバムはどれもホントに名盤やけど、その最後を飾ったこのカバー・アルバムが俺にとって最高の1枚です。

フィラデルフィア・ソウルの大物プロデュース・チーム、ギャンブル&ハフによるプロデュース。
のちにMFSBとして知られるマッスル・ショールズの最高のミュージシャンによる
躍動感あふれる演奏!
女性ヴォーカル・グループ“ラベル”の素晴らしいコーラス・ワーク!

いやいや、何よりもローラ・ニーロの歌とピアノの生き生きとして光り輝いていること!!
生きていることのすべてが歌う喜びとして爆発しています。
ローラに引っ張られるように演奏も疾走感をあげてどこまでも高揚していく。
そしてバラードナンバーの美しさ!

このアルバムはいつどんなときに聴いたって興奮を抑えることができない。
リスナーとしても、ミュージシャンとしても、歌い手としても最高の1枚です!

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個人的には2000年以降に発売された最新リマスター版よりも
90年代に発売されたもののほうが気に入っています。
何度聴き比べてもなぜか新しい方では古い方ほどは引き込まれていかないのです。
もちろん名盤にかわりはないのですが。
posted by 河村博司 at 14:42 | Comment(1) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする